【つぶやき】非常用持ち出し袋と100均ラジオの思い出
週末は非常用持ち出し袋を準備していました。
子供が生まれて、おむつなども持ち出し袋に入れる必要があります。
リュックを1つと、着替えや飲料水など、緊急でないものはキャリーケースに入れて車の中に積んでおくこととしました。
僕はどちらかというと楽天的というか、日本の自衛隊を信頼しているので、非常用持ち出し袋を用意していなくても、何とか数日しのげば助けが来ると考えています。
(それ以上かかるようであれば逆に持ち出し袋があっても厳しい)
でも、しっかり者の奥さんは、もしもの時に備えて、きちんと準備しておきましょう、と至極まっとうな考えの持ち主です。
色々と、持ち物をカバンに入れていると、奥さんが「ラジオを入れたいです」と言いました。
確かに、スマホは電池を温存したいし、色々な情報収集の手段としてラジオは有効だな、と思い、ダイソーへラジオを買いに行きました。
しかし、ダイソーにはラジオは売っていませんでした。
ネットで調べたら、もうダイソーはラジオの生産を終了しており、販売していないとのこと。
電気コーナーもBluetoothスピーカーなどしか置いていなくて、時代の流れを感じました。
100均ラジオの思い出
僕は学生時代、親がそこそこ厳しかったこともあり、あまりゲーム機等は買ってもらうことはできませんでした。
また、テレビもリビングにあり、自由に見ることはできませんでした。
当時は90年代後半~2000年前半で、J-POP全盛期。
学校での話題についていくためには、音楽番組を見たいのですが、そんなことは許されません。
そんな僕が目を付けたのがラジオでした。
貯めたお年玉でMDCDプレーヤーを購入した僕は、毎晩のように夜中にラジオを聴くようになったのです。
最初は音楽番組を聞いていたのですが、だんだんと深夜ラジオへシフトしていき、オールナイトニッポンに行きつくのはすぐでした。
毎晩のようにラジオを聴いていると、そのゴソゴソ動く物音を父親が怒るのもまた、自然の摂理。
せっかく買ったMDCDプレーヤーは没収の憂き目にあってしまいました。
中学生になっていた僕は当時出てきた100円均一ショップに次は目を付けたわけです。
これなら、小遣い3000円の中学生にも買えます。
100均でラジオを買って、また布団の中で聞き始める日々。
父親もそれに気づいて、100円ラジオを没収します。
没収されてはまた買って、の繰り返しで我が家には7,8台のラジオがあったように思います。
そんな思い出のラジオがもう売っていないなんて・・・。切ないですね・・・。
インターネットで調べると、Seriaならまだ売っている、とのこと。
本日仕事終わりにSeriaに行ってみましたが、近所のSeriaではラジオは取り扱っていませんでした。
もうラジオもみんなスマホで聞くんですかね・・・。
ほんの少し、切ない気持ちになってアマゾンでラジオをポチりました。
届いたら、久々にラジオを聞きますか。